NCCN National Comprehensive Cancer Networkの診療ガイドラインではEfficacy of Regimen/Agent、Safety of Regimen/Agent、Quality of Evidence、Consistency of Evidence、Affordability of Regimen/Agentの項目(measure)ESQCAについてそれぞれ1~5までの5段階評価を正方形のブロック(Evidence Blocks)を用いて表示しています。青の正方形の割合を見ることで、一目で評価ができるようになっています。
新薬が次々と出てくるような分野では、このEvidence Blocksが有用と考えられます。”Some patients will want an emerging therapy even with limited data; others will be most concerned about the exposed side effects of the treatment indicated in the safey column. Still others may be very sensitive to cost.”と解説にあります。エビデンスの確実性が高くなくても新しい治療を受けたい人がいる。もし、最も重要なアウトカムが生存/死亡という場合にはそう希望する人も多いと考えられます。