International Shared Decision Making Society

International Shared Decision Making (ISDM) Society は2018年に発足したそうです(Web site)。

10th International SHARED DECISION Making Conference が2019年7月に開催されるそうです。

3名のキーノートスピーカーは、カナダCIHR’s Institute of Indigenous Peoples’ Health (IIPH) の Scientific Directorである Carrie Bourassa, PhD 、カナダOttawa大学、 Faculty of Health Sciences、 School of Nursingの Claire Ludwig, RN PhD(c) 、アメリカMayo Clinicの内科教授でアメリカAHRQの Center for Evidence and Practice Improvement のSenior Adviserでもある Victor M. Montori, MD です。

Panel Speakersとしては、 世界で初めて優先度の設定に患者さんが参加したランダム化比較試験をリードしたカナダモントリオールの家庭医であるAntoine Boivin, MD PhD 、研究におけるPatients-Usersとのコラボレーションの評価、医療提供者の教育、などの活動をしているカナダケベックの Maman Joyce Dogba, MD PhD 、Cystic fibrosisと1型糖尿病があり肺移植、肝移植を受けた経験のあるカナダモントリオールの患者コーディネータである Alexandre Grégoire 、そして、アメリカワシントンの Patient-Centered Outcomes Research Institute (PCORI) で Dissemination and Implementation program の  Senior Program Officer である Ethan N. Chiang, PhD が紹介されています。

これらのメンバーの多様性は驚くほどです。日本にいるとこのような世界の動きがなかなか伝わってきません。”国際協働意思決定学会”なんですが、ほかの領域も含め、その”国際”にどのようにかかわっていくかよく考える必要があります。日本は国際的な貢献をしたいとみんなが思っているはずですが、さまざまな領域でサークルの中に入れてもらえるように、普段から仲間を作っておく必要があります。

そのためには自分の頭で考えることが一番重要で、同じことを考えている人が、周りにいなくても、たとえ日本にいなくても、ほかの国には必ずいると思うべきだと思います。

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