診断の統計学基礎

表記のタイトルでスライドと解説をまとめました。最後のスライドの解説にはQuizへのリンクも付けてあります。Analytic frameworkでの位置づけ、ベイズの定理、ROC解析、多項ロジスティック回帰分析、共分散による感度の調整、治療検査閾値、などについて解説します。

診断は感度・特異度の世界のままで、実臨床への応用においてはまだまだ未発達だと思います。2つの診断法を比較して、どちらを実施すべきかを決めるために、それぞれの診断法の感度・特異度だけでもいいかもしれませんが、実臨床の場では、複数の診断法を組み合わせるのがノルムで、その場合の感度・特異度はいくつなのかについてはデータがほとんどありません。さらに、陽性・陰性の二値ではなく、診断法の結果は3つ以上のカテゴリの場合も普通です。鑑別診断では疾患がある無しではなく、3つ以上の想定される疾患からどの疾患の可能性が一番高いかを決めるのが普通です。

こちらですLink

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

JPEG PNG TIFF file attached

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください